かけがえのない健康のために

歯科医院というと「できれば一生、行きたくない所」の上位にランクされるでしょう。 しかし、現代の日本人の食生活では日常の歯磨きだけでお口の健康を維持するのは不可能に近いと考えております。

歯牙とその周囲の歯周組織は自己修復能が乏しいので一度悪くしてしまうと元通りに治すのが非常に困難です。そして、悪くなってから歯科医院を利用するのであれば、それは「痛い」「怖い」場所となってしまいます。 当院は「悪くなってから利用する」歯科医院ではなく「悪くならないようにするために利用してもらえる」歯科医院になりたいと思っています。

「痛くも無いのに歯医者に行かなきゃいけないの?」多くの方はそう思われるでしょう。しかし、具合が悪くなってからの受診では多くの場合「歯を削られる」とか「神経を取られる」あるいは「歯を抜かれる」という現実が待っています。

悪くなった歯を削り、詰めたり被せたりも必要な治療でありその技術や精度を高めるように努めています。 ただ「わがた歯科医院」では、それと同等か、あるいはそれ以上に「患者さんの歯を必要最低限しか削りたくない」という思いを大切にしています。

予防を重視した歯科医院を目指して

当院では痛みの少ない診療を心がけています。それでも患者さんは治療の際に時として多少の痛みを感じます。痛いと歯科医院に来ることが怖く嫌になります。嫌になって通院が途切れて疾患がそのまま放置になれば、更に状態が悪くなる。負のスパイラルです。

だから、削って、詰めて、また詰めて抜いて...そんなことだけを続けたくないと思いました。これが本音であり理想です。この理想に近づく為「予防を重視した歯科医院」を目指そうと決めました。

身体に優しい治療とメンテナンスで疾患の予防

虫歯も歯周病も、まずはその疾患にならないように予防すること、治療後はメンテナンスによりその再発を未然に防ぐことが大切です。

前述のように、心身の負担が軽く痛みの少ない治療を心がけています。わがた歯科医院では、できるだけ削らないこと、やむを得ず削る場合もその量を少なくすること、長持ちするように精度の高い歯を入れることなど「身体に優しい治療」を基本と考えています。


治した疾患が再発しないよう予防するために、メンテナンスに力を入れています。精度の高い治療をしても、そこで通院を止めてしまうと疾患が再発することが統計的に証明されています。

冒頭に書いたように、日常の歯磨きだけで、虫歯や歯周病を予防することは不可能に近いことがわかっています。再発したらまた治療のやり直しです。とてももったいないことです。

ですから、治療が一段落した良い状態を保つために、メンテナンスをお薦めしています。メンテナンスでは定期健診と定期清掃プロフェッショナル・クリーニング)を行います。かけがえのない健康のために是非、メンテナンスの受診を習慣にしてください。

(1)初診時

お口のなか全体の検査を行いご説明します。ご自分のお口の中を知って頂くことが診療の第一歩だと考えています。

(2) 治療が一段落

治療が一段落し、良い状態になりました。

(1)から出発して(2)に到達するまでの治療期間は(1)「初診時」の状態により個人差があります。

(2)の良い状態を永く保つために定期健診・定期清掃(メンテナンス)をお薦めしています。

メンテナンスを担当するのは女性スタッフ(歯科衛生士)です。

(3)良い状態を保つ

メンテナンスの効果で(2)の状態が保たれています。

(4) 虫歯・歯周病の再発進行

通院を止めてしまい、メンテナンスを受けないと疾患が再発してしまいます。

多くの場合(4)は(1)「初診時」より悪い状態になっています。そのぶん治療が大変になります。(4)にならないように是非、定期健診・定期清掃(メンテナンス)を受けてください。

専門的な長文をここまで読んで頂き有難うございます。「メンテナンス」の重要性をご理解頂けたと思います。

このホームページでは「メンテナンス」とほとんど同じ意味の単語が多く登場します。「定期清掃」「プロフェッショナルクリーニング」「PMTC」などは同じ意味です。「メンテナンス」では女性スタッフが担当制で「歯のクリーニング」を行っています。

体の健康はお口の健康から

皆さんの歯を1本でも多く残し、生涯に渡ってご自分の歯を使っていただきたい。「体の健康は、お口の健康から」と考えています。

このホームページは、わがた歯科医院の診療に対する取り組みを知っていただくことを目的に作成しました。

歯科治療は医師やスタッフの考えにより、同じような疾患でもその治療方針や内容は大きく異なります。ですから、ご自分の希望に合う歯科医院かどうかは、その歯科医院の考え方で決まります。受診前にこのホームページをお読みいただければ幸いです。

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